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ワーホリでカナダにやってきて早くも半年が経った頃、私は考えていました。
ネイティブの家にホームステイし、ワーホリの就学可能期間である6ヶ月いっぱい語学学校に通い、かなりの英語力が身に付いた。
スムーズに会話ができるという十分な自信もついた・・・。ここらで もうワンステップ上を目指したい。
語学学校での友達やホストファミリーだけでなく、もっと交友の幅を広げ、ネイティブ非ネイティブ問わず色んな人と会話をしてみたい。
そう思い、チャレンジできる何か新しいことを探していました。
図書館へ行くのが日課になっていたある日、壁の掲示板に貼られた ボランティアの募集広告が目に留まりました。
ボランティア自体は、留学エージェントオフィスでも紹介されていたため、広く募集されていることは、ワーホリスタート時から知っていました。
しかし英語力に自信の無かった当時は、自分向けではないと決めつけ、気に留めることもありませんでした。
今ならできるかも・・もっと充実した毎日へのきっかけになるかも。そう思い、早速パソコンを開きました。
探してみると、ボランティアの内容は実にさまざまで、私が予想していたよりずっと気軽にチャレンジできそうなものがありました。「人助け感」 が強く 堅苦しいイメージが変わった気がしました。
カナダ全体で見れば、自然豊かな国ならではの、植林や施設訪問をはじめとする自然保護や動物保護を目的としたもの、農業のお手伝いなどを募集するものが豊富です。
そんな中でバンクーバーのような都市部では、各種イベントのお手伝いの募集も盛んで、ハードルも高くありません。
しかも、ほぼすべてが週末に行われるため、語学学校に通いながらでも無理なく参加できます。
卒業前から参加していればよかったな・・と少しだけ後悔しました。
私がバンクーバーで、そして人生で初めて参加したボランティア体験をご紹介します。
私が参加したのは、日本でも開催されたことのある人気のイベント 「The Color Run」 です。
この時、わたしはある程度の英語力は身に付いていたため、エージェントに頼らず自力で探しており、このボランティア情報は、 [volunteer Vancouver] でググっているときに見つけました。
他の情報と比べて一番楽しそうだったため、とりあえず応募してみました。
The Color Run の公式サイト
いかにもテンション高そうなトップページです。
トップページ右上にある VOLUNTEER をクリック。
サインアップ後、参加できる日程のイベントをクリックします。
イベントは下記日程のいずれかもしくは両日参加可能なら、登録をお願いしますといった記載があります。
Emailアドレスを入力し、Continue をクリック。さらに個人情報などを入力すれば、あとは先方からの連絡を待つだけです。
Tシャツのサイズを尋ねられるのは、イベントで着用するTシャツが一人一枚配布されるからです (任意の質問なので無回答でもOK) 。
2~3日後に参加の意思を再確認するメールが届きました。
イベント前日と当日のどちらか1日参加できればOKですが、私は両日参加ということで、それぞれの集合場所や時間などの詳細がメールで送られてきました。
当然ですが、登録から説明に至るまで、すべて英語です。
英語中級レベルの私から見てそれほど難しいことは書かれていませんが、当日迷わないように集合場所など必要事項の確認はしっかり行いましょう。
イベント前日、私にとってのボランティア初日は、屋内競技場の一階に集合でした。到着した人から順に説明を受け、仕事に取り掛かりました。
その日の作業内容は「Tシャツやゼッケンを取りに来たランナーの名前をiPadで確認および本登録」、「ゼッケンやエネルギー補給用スナックの配布」、「売店でのグッズ販売」の3種類。
ローテーションですべての業務を行いました。
登録会場にいたのは、運営側のカナダ人スタッフ以外では、留学生が多い印象でした。学校のボランティア活動の一環で、先生と参加している地元の高校生たちもいました。
右から一緒に活動したカナダ人高校生と台湾からの留学生、地元企業で働くOLさん
ボランティアとして参加していた日本人は私だけでしたが、ランナーとしての日本人参加者はかなり多く、私のサポートが必要とされる場面もありました。
(参加名が漢字で登録されており、スタッフが名前を見つけることができなかった際の対応、その他説明に関する通訳など)
ランチには、ピザが支給されました。あらかじめアレルギーの有無を尋ねられ、主催者側が用意したピザをスタッフ手が空いたスタッフから順番に頂きました。
数人と仲良くなり、連絡先を交換しましたが、ほとんどの人はイベント当日は参加できないとのことで、二日目も一人で会場に向かうことになりました。
イベント当日の日曜日、まだ暗い早朝のバスに揺られ会場入り。郊外にある大きな公園のようなところです。
ちなみに現地までの交通費は自己負担です。私は一ヶ月電車・バス乗り放題の定期券を持っていたのですが、持っていなければ往復分の出費となります。
会場に到着したあと、しばらく待機しました。朝食としてカナダのドーナツチェーン ティムホートンズのドーナツやマフィン、コーヒーなどが用意されており、好きなだけ頂けました。
時間がくると、当日決められた場所へグループごとに向かいます。
私はピンク色のパウダースローセクション (粉投げ係) です。最初はグリーンだったのですが、朝食の時に仲良くなった子達がピンクだったことと、グリーンがあまり好きではなかったため、無理を言って変えてもらいました。
ここでThe Color Runについて簡単に説明します。
The Color Run は、 「宇宙一ハッピーな5km」 をコンセプトにしたランニングイベントです。
ランナーたちは、コースに設けられた数か所のカラーセクションで鮮やかな色のパウダーを浴び、5kmの道のりを走りきるころには全身カラフルになってしまいます。
普段と違い思いっきり服を汚せるとあって、大人も子供も大盛り上がりです。
私たちが担当したピンクセクションは、ランナーが最初に通過する場所にありますので、一番盛り上がります。
私たちボランティアが新品の真っ白なTシャツをまとったランナーに思いっきりパウダーを投げつけます。
ボランティアスタッフは、楽しみながらも注意事項を守って仕事をします。
終わったら簡単に掃除と後片付けをし、ゴールのあるメイン会場へ戻ります。
メイン会場にはスタッフの休憩所があり、ランチが用意されています。フルーツやサンドイッチが入った紙バッグと、ペットボトルの飲み物をひとつずつ受け取ります。
この日はフィリピンやベトナムからの留学生と仲良くなりました。みんなで食事をとったあとは写真を撮ったり、イベントを楽しみました。真っ白だった靴は完全にピンクに。
帰りは、着替えができませんでしたので、全身ピンクで電車やバスに乗りました。
友達と別れたあとは、一人ぼっち。当然目立ちましたが、バンクーバー自体、イベントの多い街なので、好奇の目を集めるというほどではありませんでした。
このイベントがとてもいい思い出になったので、他のランニングイベントへの参加も検討しましたが、かなり遠めの郊外になってしまうため、断念しました。
街中で行われるものでは、フードフェスティバルなどが楽しそうで興味をひかれました。
訪れた人全員にパンケーキなどを振る舞うイベント。寄付とボランティアで成り立っています。
このほか、LGBTパレードやポットラックパーティなど、異文化理解や食文化交流に特化したものもありました。
留学し、帰国すれば周囲の人たちから色々聞かれると思います。その国についてはもちろん、そこでどんなことをしたのか・・・。
そこでの答えが、 「クラスメイトとパブ巡り」 や 「現地で知り合った日本人とショッピング」 のような観光の域を出ないものだけでは、少し寂しいような気がします。
もちろん留学は自分のために行くのであって、自分が心から満足いく留学生活を送れたのならそれで充分です。
ただ、送り出してくれた家族や友人、金銭的援助をしてくれた人などがいるのなら、お土産話はひとつでも多い方がいい。
こんな素晴らしい経験をしてきたという誇らしい気持ちと共に帰国できたらもっといい。そう思い、このあと私は色々なイベントに参加するようになりました。
経験だけでなく、留学の最大の目的である英語力アップにも大きく貢献してくれたと思います。
学校で苦手だった英文法が、ちょっとした会話の中で腑に落ちる、ということを体験したときは、大げさな言い方ですが、目の前がぱぁっと明るくなり、世界が変わったような気さえしました (学校の授業で必死に積み上げてきた基礎があればこそ聞き取ることができ、理解に繋がったということは言うまでもありません) 。
自然な言い回しができるようになり、ネイティブの人たちや英語上級者との会話がとても楽しくなりました。
これから留学する方にもぜひおすすめしたいです。語学学校在学中や卒業後の余暇を過ごすような気持ちで参加してみてもいいと思います。
英語が初級の方は、まずは現地の留学エージェントに問い合わせてみるといいでしょう。
英語力に応じたボランティア先を紹介してもらえたり、同レベルの留学生と参加できることもあるので、初めてで不安な場合におすすめです。
慣れてきたら、環境問題や社会問題に触れるようなものにチャレンジしてもいいかと思います。
小さなイベントなら、フリーペーパーなどの募集要項に記載されているアドレスに直接メールを送るだけで参加できるものが多いです。
ただし、一人が占める役割が大きくなる場合があるため、当日欠席などで迷惑をかけてしまわないよう、あらかじめスケジュールを組み立てておくことが大事ですね。
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