カナダ留学、語学学校の事なら、カナダ留学ドットコム。カナダ・フィリピンの2カ国留学も完全サポート。
大学一年次に参加したカナダのヴィクトリアでの短期ホームステイで、海外の楽しさを感じると共に将来は日本と海外の懸け橋となるような仕事をしたいと思うようになりました。
しかし、ホームステイでは自分の英語が全く通じず、目標の実現の為には会話する力をつける必要があり、休学しての留学という手段がベストなのではないかと考えました。
それから、就活を考えるとあまり、良い選択ではないのかと、悩むことがありました。
しかし、最終的に自分の夢を追いかけたいということで留学を決断しました。また、中学から同じ進路をたどってきた友人も留学を考えていたため、共に留学ドットコムさんにお話を聞きに行き、トロントへ留学することを決めました。
トロントに決めた理由は、比較的に安全で安価であるカナダの中でもスポーツが充実し、多くの人々と触れ合うことができることでした。
知り合いと二人で留学をすることで、甘えてしまい自分の為にならないのではないかという危険性が考えられましたが、学校を別にするなど依存しないような環境を作り、互いに自らの目標を追うことで、そのような危険は払拭できると考えました。
留学ドットコムさんでは、佐藤様のサポートの下、留学についてのイロハ、学校の手配や渡航について必要な事はサポートをしてもらいスムーズに準備を進めることができました。
メール等でのサポートにも迅速に対応していただき、非常に感謝しております。
また、留学を決めてからは、会話力向上のために、日本にいる間に何ができるのかを考えました。そこで、TOEICをメインに文法・単語力とリスニング力の向上に取り組みました。毎日継続して行うことで一定の成果を出すことができ、現地ではより会話にフォーカスした勉強ができると思い、いよいよ出発を迎えました。
2016年2月26日、空港に家族や友人が送りに来てくれる中、二人でトロントへと発ちました。
飛行機に乗る前は今後のことを考えると不安でいっぱいでした。飛行機に乗ってからは、ほぼ寝ずに、二人で話しながらトロントに着きました。
到着直後は一気に今後への期待が高まりましたが、ビザの受け取りで手間取ってしまい、今までの自信や期待がはじけ飛んでしまいました。
入国審査官の話す英語は早く、TOEICのリスニングなどとは大きく異なる現地の人のナチュラルな英語とこれから向き合っていくということを改めて感じました。それから、ネットを通じて確保したシェアハウスのオーナーの弟に迎えに来てもらい、トロントの最初の生活拠点である家に着きました。
家に着いたのは20時近くで、お腹がすいていたので二人で家の近くを歩きながら夕食を食べることにしました。2月の夜のトロントは非常に寒く、道路に雪もたくさんありました。
入国審査での衝撃でレストランに入る余裕はなく、スーパーの「Metro」でサンドウィッチや生活必需品を買い家に戻りました。
到着が金曜日で学校の開始が月曜だったため土日は地下鉄に乗り、中心地を散策しました。この土日は時差ぼけが酷く、夕方、家に着くと寝てしまい夜中に起きるという状態でした。
そして、いよいよ語学学校の初日を迎えます。
ECでは、初日にクラス分けのテストと諸案内がありました。
登校中から非常に緊張していましたが、隣に座った韓国人の同い年の子と仲良くなり、無事に一日を終えることができました。
次の日の初めてのメインクラスはUpper Intermediateでした。日本人は自分一人しかおらず、数人の韓国人と二人のトルコ人、多数の南米からの生徒という構成比でした。
初回の授業は緊張と、周りの生徒(特に南米の人)の発言の積極性に圧倒され、ほぼ何もできずに終わってしまいました。ペアワークでも相手の話す言葉を理解するのに時間がかかり、なかなか思うようにいきませんでした。
その後の90分間の選択授業はMedia StudyというTED talkや映画を視聴し、意見交換をするというものでした。
ここでは、周りの生徒のレベルがPre-advancedやAdvancedといった上位の人ばかりで、動画教材の段階から理解ができない上に、周りの話すスピードも圧倒的に早く、全体の10%も理解できないまま授業が終わりました。この授業が自分にはとても悔しく、絶対に周りの仲間に追いつけるようになりたいと思うようになりました。
そしてこの日からTEDを家に帰ってから何度も何度も繰り返し聞き、リスニング力をまず徹底的にあげるようにしました。また、もう一つの選択授業はビジネス関連のものを取りました。
自分が大学で学んだ内容と被ることが英語で学べたため、非常に楽しく・理解度が高く授業に取り組めました。さらに、毎日Free Classという45分間の自由参加の授業に参加しました。ここでは参加者が4人前後だったため、先生から集中的に指導を受けることができ、英語力向上のために役に立つ時間でした。
日々のクラスは楽しく過ごせていましたが、もう少し勉強的な要素がほしいと思った私は、1ヶ月後にケンブリッジ英検のクラスに入りました。
ここでは英語の4技能をバランスよく勉強しながら試験に合格することを目指すものでした。ここで特に難しかったことが、リスニングがブリティッシュイングリッシュであることと、スピーキングの試験がペアでの会話になるということでした。
クラスは8人という少人数だったため、先生からの細かいフィードバックを受けることができ、自分の苦手分野に集中して自習することができました。特に私が苦手としていたものが、熟語とスピーキングでの会話スピードの遅さでした。先生が、熟語がたくさん書かれたプリントを配ってくれたので、それを単に暗記するだけでなく、文章で使えるようにしていきました。
また、休み時間や授業後にペアとなるべく多くの会話を早口でするように努めました。その結果2ヶ月後の試験では無事にテストに合格しました。
そのあとはより高度な英語が必要となるTOEFLのクラスと、ECにきたメインの目的であり、3学期に渡って学んでいく、グローバルビジネスのクラスを取りました。このクラスではビジネスの単語等を学ぶだけでなく、実践的な力をつけることを目的としており、大学で経営学を学んでいたため、将来の仕事に役立つ英語でのビジネス力をつけることができると思い、受講しました。
1学期目はビジネスについて英語で考えるというもので、実際に仕事をしてる人や大学院でビジネスを学んだクラスメイトと共に学びました。
最初の1カ月間はペアになって、ビジネスプランの提案プレゼンテーションを繰り返し行いました。ビジネスのインプットを英語で行い、授業後などの時間を使ってパワーポイントを作り、原稿を仕上げて発表という流れのため、ペアとの積極的な会話が必要となりました。
その後は、ビジネスの事例をディスカッション形式で行い、自分の意見を発信していくことが求められました。2学期は、自分自身を知るという目的の下、ペアやグループになって質問を投げかけあい、自らの考えを言語化していくという事に取り組みました。
3学期目は、いよいよ集大成ということで、4人一組のチームになりビジネスプランの提案をするという事に取り組みました。授業内でも、グループ単位での提案作成時間が多く、語学学校というよりは、大学のビジネスのクラスとほぼ同じような感じで授業が進んでいきました。
このクラスを3学期間続けてとってきたことで一番大きな学びとなったことは、実際に社会を経験している人たちと英語を使い、様々な国のビジネスについての意見を交換できたことです。これは、日本の大学にいるだけではできなかったことであり、最も貴重な経験となりました。
今回のECでの留学は非常に実りの多いものとなりました。私が教わってきた先生のほとんどは親身になって学習の相談に乗ってくれたり、時にはクラスのメンバーと外でご飯を食べたりと、友人のような感覚で接することができました。
帰国した今でもメールのやり取りをして、近況報告をしています。また、学校に駐在していた日本人のカウンセラーの方も非常に親切で、学校内のことだけでなく、トロントに住む上でのお話などをしていただき、とても助かりました。
トロントに到着した2月末はまだ雪がたくさん降り、とても寒かったです。4月ごろまでコートを着ていました。
最初の家はホームステイではなく、シェアハウスを選びました。しかし、掲示板で見ただけのため、実際は部屋も狭く、家自体も汚かったため、実際に見てから決めればよかったとしばらく後悔しました。
家の立地がFinchというコリアンタウンにあったため、食事などは苦労することなく、レストランを見つけることができました。日本人にとっては比較的住みやすい場所だと思います。近くには、ボウリング場や、クオリティーは低いもののカラオケもありました。
2月から4月までは学校になれることで精いっぱいでしたが、3月にはアクティビティとして、ケベック・モントリオール・オタワの3都市を訪問しました。3月末であったのに、非常に寒く雪が降っていました。ケベックは小さいヨーロッパ風の街で、冬季限定のアイスホテルの見学にも行きました。
モントリオールは大都市でしたが、トロントとは雰囲気が違いました。
恐らくフランス語をよく聞くという事が大きな理由の一つだったと思います。オタワは首都ということで、歴史のある庁舎など建物が魅力的でした。短い旅行でしたが、トロントとは違った街並みを楽しむことができました。
5月からはトロントに住む日本人が主体となって活動している野球リーグに入りました。活動時期は毎週日曜日だけでしたが、私のトロント生活の非常に大きな思い出の一つとなりました。
また、シェアハウスからECが提携しているCCNMという現地のカレッジの寮に引っ越しました。ここでは、現地の大学生はもちろんのこと、他の語学学校の生徒も生活していました。部屋には机とベッドと冷蔵庫が備え付けてあり、風呂とトイレとキッチンは共用でした。
私の部屋はカナダ人の学生ばかりに囲まれていたおかげで、友達になり非常に多くの時間を共に過ごしました。現地のカナダ人、同じクラスであったコロンビア人、他の語学学校にいたトルコ人、日本人と仲良くなり、常に夕食を一緒に作って食べたり、映画を見たり、スポーツ観戦をしたり、パブにお酒を飲みに行ったり、と非常有意義な時間を過ごし、彼らのおかげで学校外の時間も楽しく過ごすことができました。
学校で配布される無料券を使ってクラブに行ったり、毎週決まった日に安い価格でお酒が飲めるパブにみんなで行きました。どこも多くの人でにぎわっており、友達の輪が広がったりと、おすすめです!
6月には家族がトロントに来てくれ、ナイアガラの滝を見に行きました。滝は想像以上に大きく、滝周辺にも面白い施設があるので、是非訪れてほしい場所の一つです。ただ、船に乗ると風がとても強く、滝のすぐ近くでびしょ濡れになりました。
7月の頭のカナダデーをはじめ、夏の期間は様々なイベントが行われトロント全体が非常に活気づいていました。夏は想像以上に暑かったですが、トロントアイランドへ行ってBBQをしたり、ブルージェイズの試合をクラスメイトと見に行ったり、ワンダーランドの絶叫に乗りまくったりと、夏は楽しかった思い出しかありません。
ビーチ(海ではなく、オンタリオ湖ですが……)は多くの人で賑わっており、THE 海外のビーチという感じでした。
10月にはNYへ旅行に行き、有名な場所をひたすら回り続けました。個人的にはこわい雰囲気をとても感じ、トロントに帰ってきたときにはとても安心したのを覚えています。
秋には野球チームのプレーオフがあり、見事に優勝することができました。しかし、同時にずっと続けてきたチームで野球ができなくなることへの寂しさも感じました。
この頃から、徐々に帰国という現実が見えてきました。
また、11月にはボストンキャリアフォーラムという、留学生向けの就職イベントに参加したので、履歴書の作成や、Web面接などで非常に忙しかったです。本番では海外大学に在学中の人や、外国人が多く圧倒されましたが、準備をしっかりと行っており、面接を数こなしたことで、内定をいただくこともできました。就活が迫っている人は、ぜひ、行ったほうが良いイベントだと思います。
12月はクリスマスに向けたイベントが始まると共に、帰国の月であったため、学校をはじめ様々な人とお別れの食事に行くという悲しい期間でした。
私はこの留学をすることができて非常に良かったと感じています。
行く前には様々な不安を抱えていましたが、自らの目標をしっかりと持ち続けることで、この留学を成功させることができました。
もちろん、良いこと・楽しいことばかりでなく、英語が聞き取れない、またはしゃべれないもどかしさ、帰国後のことを考えた不安など様々なことを感じた10カ月間でした。
しかし、これらの一見マイナスに見えることも自分を成長させる起爆剤となり、また留学中の自由な時間を使って、自分とは何なのか、今後何をしていきたいのかを見直すことができた気がします。
また、なによりも自分自身がこの先の困難を乗り越えていく地震や、他人の意見を気にせずに自分を貫くことの大切さなど、内面での成長を大きく感じました。なので、過去に戻ったとしても、迷わずに同じ選択をします。
最後になりましたが、私の背中を押してサポートしてくれた両親をはじめ、留学前の最初の段階からサポートしていただいた佐藤様、語学学校のスタッフの方、現地で出会った友人達、すべての人のおかげで私の留学が成功という結果になりました。
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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