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カナダにももちろん祝日はありますが、総じて日本よりも祝日は少なくなっています。
以下に記載しているのは国家としての祝日で、それぞれの州によって別に定める祝日がいくつか存在します。(例:ブリティッシュ・コロンビア・デーなど)
こういった祝日が金曜(月曜)にある場合は、直後の月曜(直前の金曜)を休みにして、3連休(ロング・ウィークエンド)を設ける場合が多いです。
キリスト教圏ならではのイースター・ハロウィン・クリスマスなどは街中が大変盛り上がりますし、カナダならではのボクシング・デー(激安特価の日)も楽しいイベントの一つです。
英語名 | 日本語訳 | 日付 |
---|---|---|
New Year’s Day | 元日 | 1月1日 |
Good Friday | 聖金曜日 | 復活祭(イースター)の直前の金曜日 |
Easter Monday | イースター・マンデー | 復活祭(イースター)の翌日 |
Victoria Day | ビクトリア女王誕生日 | 5月25日の直前の月曜日 |
Canada Day | カナダ建国記念日 | 7月1日 |
Labour Day | 勤労感謝の日 | 9月の第1月曜日 |
Thanksgiving Day | 感謝祭 | 10月の第2月曜日 |
Remembrance Day | 第1次世界大戦祈念日 | 11月11日 |
Christmas | クリスマス | 12月25日 |
Boxing Day | ボクシング・デー | 12月26日 |
日本の折り目正しいお正月とは違い、カナダの元旦は派手に、楽しく、明るく、お祭り騒ぎで新年を祝います。
各地で大みそかのカウントダウン・イベントが開催され、新年の幕開けと同時に花火が上がり、お祝いムードが一気に高まります。
日本では、お正月は家族と親族とお祝いする特別なものですが、カナダではクリスマスがそれにあたるので、大みそか、元旦は特に強い思い入れはなく、パブでお酒をのみながら、または友人たちと集まってパーティーをしながら新しい年を迎えるというのが一般的です。
元旦の名物イベントといえば、バンクーバー近郊の数か所で開催される寒中水泳大会。思い思いに仮装した人たちが、真冬の冷たい海に飛び込むという毎年恒例のイベントです。
ちなみに、「Happy New Year!」と盛り上がるのは元旦だけで、1月2日からは平日です。
1月2日(もしくは3日)から会社も学校も通常通り始まります。日本のようにしばらくはお正月気分を味わいながらゆっくり過ごすという考え方はなく、元旦が過ぎればあっさりしたものです。
日本人からすると「え?もう通常スケジュール?」と戸惑うかもしれませんね。
日本とカナダとでは、新年のお祝いにかなり温度差があり、それもまた海外生活で味わえるカルチャー・ショックです。
Good Fridayは日本語で「聖金曜日」と訳され、十字架に架けられたキリストが一度、天に召された日とされています。
この日を一日目と数え、その3日後の日曜日(Easter Sunday)は、キリストが復活したイースターにあたります。つまりGood Fridayは復活祭直前の金曜日のことで、God’s Fridayが転じてGood Fridayと呼ばれるようになったようです。
「春分が終わり、最初の満月が来た次の日曜日」がイースターとなっているので、イースター連休は年によって日が変わります。
イースターといえば、イースター・エッグとイースター・バニー。
昔から、卵は長い期間を経てから新しい生命が誕生することから「復活と死」「生命の象徴」と考えられてきました。
キリストが復活したことと重なることから、イースター=卵となったようです。また、うさぎは子どもをたくさん産むことで知られており、こちらも生命の象徴として、イースターと関連付けられています。
毎年、バレンタイン・デーが終わると、店頭に卵型やうさぎの形のチョコレートが並び始めます。
卵とうさぎを見かけるようになると、春の合図。イースターの日曜日には、いたるところでイースター・エッグハントという子供向けのイベントが開催され、かごを持った子供たちが卵を探して盛り上がります。(実際には卵の形をしたチョコレートや、卵型のケースに入ったおやつです。)
また、イースター・サンデーの前夜、つまり土曜日の夜に、大人が家の中に隠した卵を、翌日、日曜日の朝に子供たちが探し当てる、というのも、イースターの恒例行事です。
イースターには、家族や親族が集まって食事をする、というのもカナダでは一般的です。
ちなみに、イースター・サンデーの翌日、イースター・マンデーは、会社によっては休みのところもありますが、公休日ではないので、Good Fridayから3連休になるか、4連休になるかは、勤務先によって異なります。
ビクトリア女王の誕生日にあたるVictoria Dayは、特に決まった過ごし方はありませんが、5月の連休ということでMay long weekendともいい、キャンプシーズンの到来を意味します。
アウトドア好きのカナディアンたちが浮足立ってくる季節です。
釣りやハイキング、カヤッキング、サイクリングなど、長い冬が明けて、人々が活発になってくる時期です。
この日は、カナダ各地でお祝いの花火やパレードがありますが、BC州の州都、ビクトリア市では、市の名前がビクトリア女王に由来していることもあり、10万人もの人が訪れるパレードが行われます。
一年で一番盛大なお祭りが開催され、普段は静かな街もにぎやかさを増します。
カナダ建国の日、カナダ・デーは、愛国心の強いカナディアンが最も好きな祝日といえます。
イギリスの植民地だったカナダは、1867年7月1日に英連邦の一員としてカナダ政府を成立させました。
この日はカナダ全土がお祝いムードに包まれ、国旗のデザインのTシャツを着たり、大判の国旗を羽織ったりして、カナダのお誕生日をお祝いします。
「Happy Canada Day!」という明るい声が、この日の挨拶です。カナダの各都市でBBQパーティーや花火、パレード、家族向けイベントが開催され、楽しい催し物が目白押しです。
また、カナダ・デーに向けてお祝いグッズ(国旗のデザインのTシャツや文房具、食器など)が充実する時期でもありますので、カナダ土産を買うチャンスです。
カナディアンも移民の人も、みんな一つになってカナダの建国を祝福するカナダ・デーは、カナダの祝日の中でも特別な日です。
レイバー・デーは勤労感謝の日。働いている人たちを労い、お祝いする日です。
特に決まったお祝いの仕方はありませんが、9月頭の3連休なので、“最後の夏”ということでアウトドアを楽しむ人が多いのがこの連休です。
9月が新年度のカナダは、このレイバー・デーが終われば新しい学年の始まり。Back to school(夏休みが終わって学校が再開する)の時期です。
サンクスギビング・デーは、感謝祭、秋の収穫祭です。この日は、家族や親族と共に、ターキー(七面鳥)を囲んで夕食を楽しむのが定番です。
日本では、あまりなじみがありませんが、ターキー(七面鳥)はニワトリよりもかなり大きめの鳥で、味は鶏肉に似ていますが、脂が少ないので、ささ身や胸肉に近い印象です。
大きさにもよりますが、家庭用のオーブンでおよそ半日(6~8時間)かけて調理します。この日を境に、街は一気にクリスマスモードに突入します。
リメンバランス・デーは、第一次世界大戦の戦没者追悼記念日です。
戦場に咲いたといわれていることから、赤いポピーの花が追悼の象徴です。リメンバランス・デーの前には、街中のいたるところで募金活動が行われ、寄付をするとポピーのバッジがもらえます。
そのバッジを胸のところにつけて、追悼の意を示します。この寄付金は、退役軍人の経済援助や、医療機器、研究などの資金にあてられるそうです。
カナダ各地で追悼式典が執り行われ、粛々としたムードに包まれます。この日は、カナダ全土で歴史に向き合う日。戦争という悲しい歴史があり、たくさんの兵士が犠牲になったことを心に刻む日です。
キリストの生誕を祝うクリスマスは、もはや宗教的な祝日というより、一般的なホリデー・シーズンとして浸透しています。
各地でクリスマスにちなんだイベントやコンサート、クリスマス・マーケットが開催されます。また、家の周りを電飾で彩るクリスマス・ライトも華やかになり、街も住宅街もクリスマス一色になります。
どこへ行っても豪華で色鮮やかなクリスマス・デコレーションに目を奪われます。
カナダでは、クリスマス・イヴに家族、親族が集まって、夕食にターキー(七面鳥)を食べるのが一般的で、翌日のクリスマスの朝は、クリスマス・ツリーの下に並べられたプレゼントの箱を、子供たちが大喜びで開封するというのが定番です。
日本のお正月のような雰囲気が、カナダではクリスマスになりますので、クリスマス当日は、お店も全店定休日。街は静まり返り、みな家で家族とゆっくりすごします。
ボクシング・デーは、クリスマス翌日12月26日の安売りの日です。
もともとは、教会が貧しい人々のために寄付を募り、用意したプレゼントの箱(Box)を開ける日だったことが始まりだといわれています。
この日、ショッピング・モールは大混雑で、どこの店舗も長蛇の列ができます。
クリスマスの静けさから一転、街は戦利品を求める買い物客で大にぎわいです。この日は公休日ではありませんが、クリスマスの翌日ということで、お休みにしている会社がほとんどです。
このボクシング・デーから年末にかけて、安売り期間が続き、New Year’s Dayを迎えます。
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